シェフな夫のおうちごはん~最強スパダリ旦那さまに捕まりました~
「今度、家に遊びにいってもいい?」
浅井さんはにこにこしながらそんな提案をした。
特に断る理由もないけど、一応世帯主の明人さんに確認しなきゃだめだよね。
「私はいいですけど、明人さんに聞いてみないと……」
「俺から言うと絶対に断られるから奥さんから上手く言ってよ」
明人さん、断ってるんだ。あれ? でも、前に同僚をよく家に招くって言ってなかったかな?
「明人さんはホームパーティをよくするんですよね?」
「は? 何それ。知らない」
「えっ!?」
え、だって明人さん、結婚前にたしかそう言っていたよね?
いや、でも部屋が汚いと言っていたのにホームパーティするかな?
それじゃあ、明人さんは嘘をついたってこと?
という話を浅井さんにしたら、彼は半笑いで答えた。
「それさ、結婚前だよね。たぶん奥さんを家に連れ込む魂胆だったんだよ。腹黒いあの人の考えそうなことだ」
「……連れ込まれてませんけど」
「だろうね。その前に結婚してんだから」
浅井さんの衝撃発言に私は動揺して胸の鼓動がどくどく鳴り響いた。
浅井さんはにこにこしながらそんな提案をした。
特に断る理由もないけど、一応世帯主の明人さんに確認しなきゃだめだよね。
「私はいいですけど、明人さんに聞いてみないと……」
「俺から言うと絶対に断られるから奥さんから上手く言ってよ」
明人さん、断ってるんだ。あれ? でも、前に同僚をよく家に招くって言ってなかったかな?
「明人さんはホームパーティをよくするんですよね?」
「は? 何それ。知らない」
「えっ!?」
え、だって明人さん、結婚前にたしかそう言っていたよね?
いや、でも部屋が汚いと言っていたのにホームパーティするかな?
それじゃあ、明人さんは嘘をついたってこと?
という話を浅井さんにしたら、彼は半笑いで答えた。
「それさ、結婚前だよね。たぶん奥さんを家に連れ込む魂胆だったんだよ。腹黒いあの人の考えそうなことだ」
「……連れ込まれてませんけど」
「だろうね。その前に結婚してんだから」
浅井さんの衝撃発言に私は動揺して胸の鼓動がどくどく鳴り響いた。