《更新中》エリアーナの結婚 ~ 落ちこぼれ地味っ子令嬢は侯爵家令息の愛され妻?!私、お飾りのはずですが…?
「せがまれたのは甘いキスじゃなく……まさかの離縁かよ! だが離縁するなど侯爵家が許さんだろう」

「エリーは異能を発現していない。期待が外れて失望した両親が離縁を受け入れる事もあり得る」

「それが心配なら異能を《《発現させればいい》》。国王の『王の()』のお役目はアビス一族が代々受け継いできたものだ。エリアーナちゃんにもその役目を担う義務がある。『国王の()』があれば、道化の仮面を被ってなりをひそめる反王政勢力が白日の下に晒され、国王陛下とアストリア王国は安泰——そして君ら夫婦は円満になる! まさにウィンウィンじゃないか?!」

「エリーの母親はその『王の眼』のせいで暗殺され、亡骸を刻まれた挙句に捨てられたんだ。あらゆる勢力が喉から手が出るほど欲する『王の眼』——嘘や偽りを見抜く異能を持ち、国王の隣に立てば、エリーの身は常に危険にさらされることになる」

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