明日の恋人
終章
それから、音瀬くんは私にたくさんの幸せを教えてくれた。

たくさんのところに行ったし、たくさん思い出を作ったし、いろんな気持ちを知った。

でもそれは、友達と遊ぶのとはまた違った楽しさで、私はすごく幸せだった。

音瀬くんは、本当の気持ちを言葉にする大切さを教えてくれた。

当たり前の日常を過ごしながら、私は少しずつ幸せを感じていった。

私は音瀬くんにこれから少しずつだけど、幸せを返していきたいと思う。


「星菜!ほら行くよ!」

爽やかに笑う君がそこにいる。

「うん!利央、今日は何する〜?」

だから、ちゃんと言うんだ。君に。

私は心の底からの笑顔を浮かべて、君の隣に並ぶ。

友達以上恋人未満を卒業するんだ。

私の本当の気持ちを君に伝えるんだ。

君の明日の恋人になるために。
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