緒臣くんのキケンな誘惑。



ん"ん……っ!違うから……!嫉妬とかは置いといて……!

と、笑う三人に私は咳払いしてそう言い聞かせた。



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ご飯を食べ終え、音寧が自動販売機に行こうと言うので四人で廊下に出る。

廊下を見ると、一瞬で目に入ったのは四組の前に出来てるいつも以上に多い人だかり。


「あー……」

「なんだろあれ?」

「…あれだよ、さっき言ってたやつ」

「…え、じゃあ……」


その中心には緒臣くんがいるってこと?

前から女の子達に囲まれている所は見たことあるけど……前と少し違う。
あそこだけ別世界というか……なんて言えばいいのかわからないけど。


四人でそこに近づくように歩くと。


「…っあ」


真ん中には、少し嫌そうな顔をしている緒臣くんの姿があった。



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