緒臣くんのキケンな誘惑。
甘々



それからしばらくお互い無言のまま抱き合っていると。


「あー!イチャイチャしてるー!」

「すけべだすけべー!!」

「…っ、え!?」


近くから幼い子供の声が聞こえてバッと緒臣くんから離れる。
焦る私とは真逆な緒臣くんと一緒に声がする方を見ると、そこには小学生の男の子達が遊びに来ていたようだった。


「おねえちゃんかおまっか!!」

「っ、いや、ちが……っ!!」

「てれてるんだー!!」

「もう…っ!!こらー!!」


私の顔が真っ赤なのは自覚済みだ。

私を見て面白そうな顔をする小さい男の子達にからかわれているのが悔しくて、私はわざと怒ったようにその子達に向かって走り出した。


「きゃはは!!にげろー!!」

「からかった罰だからね…!!」

「おねえちゃん足はっや!!」


私に追いかけられて楽しそうに逃げる男の子達に、簡単に追いついて見せると、もっと楽しそうに笑い出した。




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