幼なじみは狐の子。




 ラウンジで待っていると、控え室から普段着を着た䄭風が出てきた。


「樋口くんすっごい上手だったよ。」


 ソファから立ち上がった恋が言った。


「ありがとう。」


 䄭風が言った。


「これから子供だけでレストランに行かない?。記念に食事をしたらって母さんが。」

「行く行く。お腹空いてきた。」


 理央が言って、全員はロビー通って外へ出た。




< 52 / 73 >

この作品をシェア

pagetop