御曹司は高嶺の花に愛を刻む
疲れて結局、午前中いっぱいを寝て過ごした。

朝起きれば、ちゃんとバスローブが着せられていて、髪も乾かしてあった。

「陽平。昨日ごめんね?私、お風呂で寝ちゃったね」

「ああ。さんざん遊んで疲れたんだろ。今日は、カウントダウンだぞ?大丈夫そうか?」

「大丈夫!!いっぱい寝たから!!」

「そうか。楽しもうな」

陽平は、優しく頭を撫でてくれた。

「へへ。陽平、頭撫でんの好き?」

「ん?ああ。菜由限定な」

ニカっと笑う。

私この顔好き。

「陽平の手、安心する」

陽平の手を目の前に持ち上げた。
本当におっきい手。
血管がボコボコ浮いてる。

そして、その血管をプニプニ押してみる。

陽平は、気にせず好き放題させてくれる。

私はその大きな手にキスをした。

「俺さ。ずーっと我慢してんの知ってる?」

ギラっと目が光った。

「ふふふ。何で我慢してるの?」

「はぁ。お前、今日遊べなくなってもいいのかよ」

そういう事ね。
それはダメ。

「ダメだわ。それは。」

「だろ?ほれ、俺に襲われる前に準備しろ」

なんだかんだ、優しい陽平。
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