御曹司は高嶺の花に愛を刻む

「わかったわかった!!やめてよ!!もう!!」

「そうそう!!菜由!!もうすぐ誕生日でしょ?
ちょっと、そこの袋とって!
中、みてごらん!」

指挿す方を見れば、そこには私の好きなブランドの大きな紙袋があった。

「うそ!?YUI FUJISAKIじゃん!!
本当に!?いーの!?ありがとう!!」

「開けてごらん?ひひひ」

ママのほうがワクワクしてる。

そして、ママの足元にデーンと箱を遠慮なく乗せて開いた。

そこには、黒のスパンコールのドレスがあった。

「何これー!!かわいいー!!新作じゃないのコレ!!」

「当たり前!!オーナーに頼んで用意してもらったの!!
やばいでしょ!?
絶対、菜由似合うと思って!!」

「めっちゃ、嬉しい!!ママありがとう!!」
< 6 / 228 >

この作品をシェア

pagetop