御曹司は高嶺の花に愛を刻む
「わかったわかった!!やめてよ!!もう!!」
「そうそう!!菜由!!もうすぐ誕生日でしょ?
ちょっと、そこの袋とって!
中、みてごらん!」
指挿す方を見れば、そこには私の好きなブランドの大きな紙袋があった。
「うそ!?YUI FUJISAKIじゃん!!
本当に!?いーの!?ありがとう!!」
「開けてごらん?ひひひ」
ママのほうがワクワクしてる。
そして、ママの足元にデーンと箱を遠慮なく乗せて開いた。
そこには、黒のスパンコールのドレスがあった。
「何これー!!かわいいー!!新作じゃないのコレ!!」
「当たり前!!オーナーに頼んで用意してもらったの!!
やばいでしょ!?
絶対、菜由似合うと思って!!」
「めっちゃ、嬉しい!!ママありがとう!!」