病弱プリンセス 〜ギャップ萌え男子は溺愛中。〜

いつものこと side獅子野 昇

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今日も普通の体育の授業。今日は女子と男子で別れてやるんだっけ。

男子は第2校庭でバスケットボールをやることになっている。

バスケか。久しぶりだけど俺、運動神経だけはいいから行けるはず。

「おーい!昇ー、俺らのチームはこっちだぞー!」
「あっ、そだっけ。今行く!」
「もぉ、早くしろよ〜」

クラスメイトに呼ばれて急いでそっちに向かう。
でも、気がかりなのは向こうの女子の方だ。

女子っつっても俺の幼馴染、玲愛のこと。玲愛は生まれつき体が弱くてすぐに体調を崩すから心配だ。無理しないといいけど…。

《3.2.1.ピーッ!》

バスケが始まった。おっ!行ける!シュートッ。


〜その後もバスケが続けられる〜


《ピーッ!前半終了!》

「ふーっ終わったな。前半!」
「おつー。やっぱ凄いな、昇は。」
「いやぁーW」

今回も、勝ったぁー!ま、まだ前半だけど。

《女子の方からたくさんの声が聞こえてくる》

……ん。なんか女子の方騒がしい…?なんだろう。

「ちょっと女子の方行ってくる!」
「えっ、ちょっと昇!どこ行くんだよー!」
「だから女子の方!」

嫌な予感がして、急いで女子の方に行った。
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