辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
そうか。イレネも、リティカのことをずっと気にかけていたのだ。エルに会いたいと思ってくれたのもあったのは本当だろうけれど、それ以上にリティカが心配だったに違いない。
(こんなに小さいのに……イレネちゃんてば)
エルはもっと小さいのだが、そこはひとまず置いておくとして。ハンカチを差し出そうとしたら、スズがラースに渡してしまったので持っていなかった。
「……エル?」
ラースの目が、こちらに向く。イレネがリティカを心配していたと、今リティカには気づかれない方がいい。きっと、リティカの負担になってしまう。
「わーん、イレネちゃん帰っちゃやだー!」
「エルちゃーん!」
イレネが帰ってしまうと実感したら、自然と涙が出てきた。そこまでするつもりもなかったのに。
「イレネちゃん、また会おうねー!」
(こんなに小さいのに……イレネちゃんてば)
エルはもっと小さいのだが、そこはひとまず置いておくとして。ハンカチを差し出そうとしたら、スズがラースに渡してしまったので持っていなかった。
「……エル?」
ラースの目が、こちらに向く。イレネがリティカを心配していたと、今リティカには気づかれない方がいい。きっと、リティカの負担になってしまう。
「わーん、イレネちゃん帰っちゃやだー!」
「エルちゃーん!」
イレネが帰ってしまうと実感したら、自然と涙が出てきた。そこまでするつもりもなかったのに。
「イレネちゃん、また会おうねー!」