辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
エルに声をかけてきたのは辺境伯家長男のラースだ。
将来の辺境伯で騎士団長である彼は、赤い髪を短めに調えていて、表情豊かな青い目をキラキラとさせている。十七歳の彼は、すでに辺境騎士団の中でも上から数えた方が速い剣の腕の持ち主だ。
彼の手にあるのは一口サイズに切られたニンジンを山盛りにしたボウル。
辺境騎士団では、エルの指揮の下、騎士団員が交代で調理を行う。辺境伯家の人間も例外ではなく、包丁を手に厨房に立つのだ。今日はその腕を町の広場でふるっている。
「エル、ゴボウはどこに置いたらいいですか?」
ささがきにしたゴボウの入ったボウルを抱えているのは、次男のメルリノ。先日、十五歳で行う成人の儀を終えたところ。
将来の辺境伯で騎士団長である彼は、赤い髪を短めに調えていて、表情豊かな青い目をキラキラとさせている。十七歳の彼は、すでに辺境騎士団の中でも上から数えた方が速い剣の腕の持ち主だ。
彼の手にあるのは一口サイズに切られたニンジンを山盛りにしたボウル。
辺境騎士団では、エルの指揮の下、騎士団員が交代で調理を行う。辺境伯家の人間も例外ではなく、包丁を手に厨房に立つのだ。今日はその腕を町の広場でふるっている。
「エル、ゴボウはどこに置いたらいいですか?」
ささがきにしたゴボウの入ったボウルを抱えているのは、次男のメルリノ。先日、十五歳で行う成人の儀を終えたところ。