辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
と目を丸くしたハビエルは、メルリノの方に向き直った。丸くなった彼の目はキラキラとしている。
「カストリージョ辺境伯子息、教えてほしい。ドラゴンの牙は何に使うの?」
「僕もハロンも辺境伯家の息子ですから、どうぞ名前で呼んでください。僕はメルリノ、弟はハロンでかまいません」
「……そう?」
自信なさそうにハビエルは視線を揺らしたけれど、すぐに微笑んだ。兄達と彼の交流を邪魔してしまいそうなので、エルはまだ側には寄らない。
「イレネちゃん、見て! スズは、この魔物の毛皮でできているの」
「ハッピーバニーの毛皮は温かいってお母様が言ってたわ!」
そういえば、王都ではハッピーバニーの毛皮は貴族のコートに使われることも多いのだった。本来ならぬいぐるみに使うような素材ではないのである。
「カストリージョ辺境伯子息、教えてほしい。ドラゴンの牙は何に使うの?」
「僕もハロンも辺境伯家の息子ですから、どうぞ名前で呼んでください。僕はメルリノ、弟はハロンでかまいません」
「……そう?」
自信なさそうにハビエルは視線を揺らしたけれど、すぐに微笑んだ。兄達と彼の交流を邪魔してしまいそうなので、エルはまだ側には寄らない。
「イレネちゃん、見て! スズは、この魔物の毛皮でできているの」
「ハッピーバニーの毛皮は温かいってお母様が言ってたわ!」
そういえば、王都ではハッピーバニーの毛皮は貴族のコートに使われることも多いのだった。本来ならぬいぐるみに使うような素材ではないのである。