辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
ぽいっとスズを放り出して、バタバタとその場を離れる。離れたけれど、何をしているのかは気になって、少し離れたところから様子を見ていた。
「あの子、何が気に入らないのかしら……」
と、母が額に手を当てるのを見て、胸のあたりがぎゅっと掴まれたみたいになる。母には、ハビエルのことを見てもらいたいのに。
それでも、何をしているのかを見ていたら、ロザリアがハビエルを呼んだ。
「殿下、殿下もかき回してみませんか?」
そう言ったロザリアに近づいていったら、ボウルをかき回していたエルが口にスプーンを突っ込んできた。そのアイスクリームが冷たくて甘かったこと。
「でしょー! こうやって冷やすともっと美味しくなるの」
思わず目を丸くしていたら、エルは自慢そうに笑った。その時わかってしまった。
「あの子、何が気に入らないのかしら……」
と、母が額に手を当てるのを見て、胸のあたりがぎゅっと掴まれたみたいになる。母には、ハビエルのことを見てもらいたいのに。
それでも、何をしているのかを見ていたら、ロザリアがハビエルを呼んだ。
「殿下、殿下もかき回してみませんか?」
そう言ったロザリアに近づいていったら、ボウルをかき回していたエルが口にスプーンを突っ込んできた。そのアイスクリームが冷たくて甘かったこと。
「でしょー! こうやって冷やすともっと美味しくなるの」
思わず目を丸くしていたら、エルは自慢そうに笑った。その時わかってしまった。