辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
エルはハビエルのことなんて、まったく気にしていない。卑屈になりそうな自分が嫌で、渡された木べらを手に取って同じようにしてみる。
「けっこう大変、これ……!」
同じ動作を何度も繰り返すのが、こんなに大変だと思っていなかった。受け取った時には軽かった木べらが、だんだん重くなってくる。
「ねえ、いつまでかかるのかしら?」
「まだまだかかりますよ、王妃様!」
そう言い返すエルは、母のことをまったく恐れていないみたいだった。母は、王妃なのに。
事前に用意しておいたというアイスクリームのボウルが運ばれてきて、皆でそちらを食べることになる。
冷たくて、甘いアイスクリームを堪能していたら、また母が口を滑らせた。
「エル嬢は、謙虚なのね。ハビエルもエル嬢を見習いなさいな」
「けっこう大変、これ……!」
同じ動作を何度も繰り返すのが、こんなに大変だと思っていなかった。受け取った時には軽かった木べらが、だんだん重くなってくる。
「ねえ、いつまでかかるのかしら?」
「まだまだかかりますよ、王妃様!」
そう言い返すエルは、母のことをまったく恐れていないみたいだった。母は、王妃なのに。
事前に用意しておいたというアイスクリームのボウルが運ばれてきて、皆でそちらを食べることになる。
冷たくて、甘いアイスクリームを堪能していたら、また母が口を滑らせた。
「エル嬢は、謙虚なのね。ハビエルもエル嬢を見習いなさいな」