辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
と、ロドリゴがなだめたけれど、すぐにラースがそれを台無しにした。
「ドラゴンが出てきたらわからないけどな」
「ラ、ラース様、なんてことを!」
馬車の端で小さくなっているクレオはもう涙目である。ラースはけらけらと笑うと、クレオの腕を叩いた。
「そう脅えるなって。大丈夫、ドラゴンが出てきても俺がやっつけてやるから!」
「やっぱりドラゴンが出るんだ!」
震えるクレオとは対照的に、エルは今の状況をとても楽しんでいた。窓に張り付くようにして、外の景色を眺めている。
見慣れた景色も、上から見下ろせば、こんなにも違って見えるのだとびっくりした。
「……エルお嬢様は、怖くないんですか」
問いかけるクレオの声が震えている。いつもみたいにつっかかるような口調ではなかった。
「ドラゴンが出てきたらわからないけどな」
「ラ、ラース様、なんてことを!」
馬車の端で小さくなっているクレオはもう涙目である。ラースはけらけらと笑うと、クレオの腕を叩いた。
「そう脅えるなって。大丈夫、ドラゴンが出てきても俺がやっつけてやるから!」
「やっぱりドラゴンが出るんだ!」
震えるクレオとは対照的に、エルは今の状況をとても楽しんでいた。窓に張り付くようにして、外の景色を眺めている。
見慣れた景色も、上から見下ろせば、こんなにも違って見えるのだとびっくりした。
「……エルお嬢様は、怖くないんですか」
問いかけるクレオの声が震えている。いつもみたいにつっかかるような口調ではなかった。