辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
頭をぐしぐしとかき回されて、エルはきゃあきゃあと笑った。
「あ、クレオは料理の練習が必要ね!」
「……え?」
「包丁の使い方がへたっぴだもん。ベティと特訓!」
「……なんで、僕が」
「辺境騎士団にいたら、料理当番は必須。さぼるのは駄目。帰ったら、頑張ろうね。エル、包丁の使い方教えてあげる」
「なんで、僕が」
同じ言葉を繰り返したけれど、クレオはそれ以上反論しようとはしなかった。
その夜は、村長の屋敷に泊めてもらうことになった。毎回、辺境伯家の面々が魔族領を訪れた時は、村長の屋敷に宿泊しているのだそうだ。
村長の屋敷はこの村では一番大きな建物で、客を宿泊させるための部屋が三つ、それと村長家族が暮らしている部屋が二つ。
あとは食堂兼応接間兼居間として使われている大きな部屋が一つ。
「あ、クレオは料理の練習が必要ね!」
「……え?」
「包丁の使い方がへたっぴだもん。ベティと特訓!」
「……なんで、僕が」
「辺境騎士団にいたら、料理当番は必須。さぼるのは駄目。帰ったら、頑張ろうね。エル、包丁の使い方教えてあげる」
「なんで、僕が」
同じ言葉を繰り返したけれど、クレオはそれ以上反論しようとはしなかった。
その夜は、村長の屋敷に泊めてもらうことになった。毎回、辺境伯家の面々が魔族領を訪れた時は、村長の屋敷に宿泊しているのだそうだ。
村長の屋敷はこの村では一番大きな建物で、客を宿泊させるための部屋が三つ、それと村長家族が暮らしている部屋が二つ。
あとは食堂兼応接間兼居間として使われている大きな部屋が一つ。