辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
「……それはそうかもだけど」
 ちょっと効率が悪いような。だが、ネーネは真面目な顔をして考え込んでいる。
「日光にあたる部分が多い方がいいだろうから、鉄板の方がいいかも? 縁をつけたら水は零れないだろうし」
「表面積が広い方が早く蒸発するものね」
「そうそう……もしかしたら、火の魔術が使える人に鉄板を熱くしてもらって、そこに海水かけるのもいいかも」
「たしかに! 悪くないわね。いろいろ実験してみるわ!」
 ネーネに頭を撫でられて、エルは満足した。
 エルの知っている前世の知識はたいしたことはないけれど、皆の役に立てるのなら幸せだ。ネーネもいろいろと考えているようだし、近いうちに、魔族領から海水塩を買えるようになるかもしれない。
 
 * * *

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