辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
「王宮から離れたところで暮らしているだろう。何を考えているのか、わからんからな」
 つまり、父はクレオに辺境伯領の様子を探って来いと言いたいらしい。それもまた父の命令ならば、クレオには逆らうことはできなかった。
 魔物の相手をしていると言っても、たいしたことはないのだろう。そう思っていたクレオは、辺境伯領に到着早々鼻っ柱を叩き折られることになった。
 王都では高価な魔物肉を惜しみもなく網焼きにしたバーベキュー。ちょっと挑発したら、辺境伯家の長男はあっさりクレオの誘いに乗ってきた。
 王都の騎士団に所属することを許されないレベルでしかないと思っていたのに、ラースは圧倒的だった。彼に打ち込んだクレオの剣は、次から次へと阻まれてしまって。
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