辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
 リクは、ジェナとベティにも丁寧に頭を下げる。ジェナとベティが身体を震わせた。
「あのね、ジェナとベティも、誤解してごめんねって」
 エルはなんとなく理解できるけれど、他の人はふたりが何を言いたいのかよくわからないみたいだ。だから、エルが通訳する。
 この日、ハロンに見守られながらリクの弟妹やその他の町の子達と遊び、新たな友達を得たエルは、辺境伯領での暮らしがますます好きになった。
 
 ◆ ◆ ◆
 
 辺境伯領でのお披露目が終わったあと、エルには自由時間が増えた。
 辺境伯領で様々な料理や菓子を開発していたのが、騎士団員達の料理の腕が上がったことによって、エルが直接厨房で腕をふるう機会が少なくなったからである。
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