辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
今はこんなにもやる気に満ちている。人間、変わる時には大きく変わるものらしい。最初に顔を合わせた時とは別人のようだ。つい、アルドを見てにやにやしてしまう。
「ああ、ほら。後任の連中が来たっすよ」
「……今回は五人かぁ」
アルドと話しながら外を見ていたら、馬がこちらに近づいてくるのが見えた。
素早く数を数えてみる。比較的若い者が多いように見えるが、一番若そうな騎士は成人したばかり、もしくはもうすぐ成人という頃合いではないだろうか。
(にぃに達の友達にもなれるかも?)
なんて考えてしまうのは、辺境伯であるロドリゴにはジャンがいるからだ。
年は離れているものの、互いに信頼し合っているのをエルは知っている。
「ああ、ほら。後任の連中が来たっすよ」
「……今回は五人かぁ」
アルドと話しながら外を見ていたら、馬がこちらに近づいてくるのが見えた。
素早く数を数えてみる。比較的若い者が多いように見えるが、一番若そうな騎士は成人したばかり、もしくはもうすぐ成人という頃合いではないだろうか。
(にぃに達の友達にもなれるかも?)
なんて考えてしまうのは、辺境伯であるロドリゴにはジャンがいるからだ。
年は離れているものの、互いに信頼し合っているのをエルは知っている。