辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
「当たり前だ。僕は、王都では将来有望って言われてるんだからな! 田舎者になんて負けるはずない」
ラースは最前線で立派に戦っているというのに、なんて言い草だ。
エルが立ち上がろうとしたら、そっとその肩を押さえたのはメルリノだった。
「メルにぃに、とめないで! エル、あの人に一言言ってやらなくちゃ」
「エルが出る必要はありませんよ?」
こんな時でも、メルリノの声は落ち着きを失ってはいなかった。面白くないと思っているのは、エルだけなのだろうか。
「そうそう、メル兄さんの言う通り。ラス兄さんに任せておけばいい。ああいうの、今までにも何人もいたしさ」
ハロンにいたっては、また串を手にもぐもぐとやっている。甘いものを食べたら、また塩気のあるものが欲しくなったみたいだ。
ラースは最前線で立派に戦っているというのに、なんて言い草だ。
エルが立ち上がろうとしたら、そっとその肩を押さえたのはメルリノだった。
「メルにぃに、とめないで! エル、あの人に一言言ってやらなくちゃ」
「エルが出る必要はありませんよ?」
こんな時でも、メルリノの声は落ち着きを失ってはいなかった。面白くないと思っているのは、エルだけなのだろうか。
「そうそう、メル兄さんの言う通り。ラス兄さんに任せておけばいい。ああいうの、今までにも何人もいたしさ」
ハロンにいたっては、また串を手にもぐもぐとやっている。甘いものを食べたら、また塩気のあるものが欲しくなったみたいだ。