辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
騎士団の方では訓練メニューを組み直したり、街中の見回りや夜間の警備の班組が変更になったりしたけれど、エルの日常が大きく変わるわけではない。
けれど、そんなエルの日常に大きな変化が起こりそうな出来事があった。
「え、ラスにぃに結婚するの?」
「や、まだ、結婚はしないさ。『素敵なお嬢さんがいるから会ってみませんか?』ってこと。あれだ、お見合いだ、お見合い。父上が決めたら俺は反対できないだろ」
話を聞かされて目を丸くしているエルに、表情を柔らかくしたラースは首を横に振る。
なんでも、ラースにとある伯爵令嬢との縁談が持ち上がっているそうだ。
うっかりしていたが、ラースは十七歳。この国では成人するのは十五歳だから、結婚を考えてもおかしくはないお年頃だ。
けれど、そんなエルの日常に大きな変化が起こりそうな出来事があった。
「え、ラスにぃに結婚するの?」
「や、まだ、結婚はしないさ。『素敵なお嬢さんがいるから会ってみませんか?』ってこと。あれだ、お見合いだ、お見合い。父上が決めたら俺は反対できないだろ」
話を聞かされて目を丸くしているエルに、表情を柔らかくしたラースは首を横に振る。
なんでも、ラースにとある伯爵令嬢との縁談が持ち上がっているそうだ。
うっかりしていたが、ラースは十七歳。この国では成人するのは十五歳だから、結婚を考えてもおかしくはないお年頃だ。