愛のない政略結婚で離婚したはずですが、子供ができた途端溺愛モードで元旦那が迫ってくるんですがなんででしょう?
けれど今はひたすら気持ちよくて溺れてしまいそうだ。
そのうち、宣利さんが私の身体の中に入ってきた。
私の身体を揺らすのにあわせて、乱れて落ちてきた彼の前髪が揺れる。
なにかを堪えるように、難しそうに眉の寄せられたその顔に身体の奥がきゅっと締まった。
「かり、ん……!」
私の名を呼んで彼が達する。
同時にどくどくと温かいものが身体の奥へと注ぎ込まれていくのを感じた。
……着けてなかったんだ。
それは誠実な彼らしくない気がしていた。
先にシャワーを譲ってくれたので、浴室で浴びる。
「あ……」
一応は拭いてくれたが、身体を洗っていたら中からどろりと宣利さんが放ったものが出てきた。
「……うん」
そっと、自分の下腹部を撫でてみる。
……できてたらいいな。
そんなの、彼に迷惑をかけるだけだってわかっていた。
もし、そうなったとしても彼に告げるつもりもない。
「そういえば……」
達するとき、宣利さんは私の名を呼んでいた。
プライベートで、名前でよばれるのは初めてだ。
いつもは〝君〟なのに。
なんだったんだろう、あれ?
一晩明けて実家に連絡した。
そのうち、宣利さんが私の身体の中に入ってきた。
私の身体を揺らすのにあわせて、乱れて落ちてきた彼の前髪が揺れる。
なにかを堪えるように、難しそうに眉の寄せられたその顔に身体の奥がきゅっと締まった。
「かり、ん……!」
私の名を呼んで彼が達する。
同時にどくどくと温かいものが身体の奥へと注ぎ込まれていくのを感じた。
……着けてなかったんだ。
それは誠実な彼らしくない気がしていた。
先にシャワーを譲ってくれたので、浴室で浴びる。
「あ……」
一応は拭いてくれたが、身体を洗っていたら中からどろりと宣利さんが放ったものが出てきた。
「……うん」
そっと、自分の下腹部を撫でてみる。
……できてたらいいな。
そんなの、彼に迷惑をかけるだけだってわかっていた。
もし、そうなったとしても彼に告げるつもりもない。
「そういえば……」
達するとき、宣利さんは私の名を呼んでいた。
プライベートで、名前でよばれるのは初めてだ。
いつもは〝君〟なのに。
なんだったんだろう、あれ?
一晩明けて実家に連絡した。