腹黒王子とめぐるの耽溺日誌
「……へ?ど、どうしたの……?」
「………随分とご執心なんだな、"俺とは正反対の男"に」
苦々しく口を噤む彼に、頭の中は疑問符でいっぱいだ。
一体なにを勘違いしてそんなに怒ってるんだろう?
混乱する私をよそに、隼瀬君は「出ていけ」と静かに一言言い放った。
「えっ!?きゅ、急にどうし、」
「良いから出て行け!不愉快だ、恥も外聞もないお前の言動全てが!!」
バンッと机を強く叩かれ、流石に萎縮してしまう。
なにがなんだか分からないけど、とにかく怒らせてしまったらしい。
物音を聞いて来たのか、黒北さんが慌てた様子で「雅様!」と駆け寄ってきた。
「この女をここからつまみ出せ。今すぐにだ」
「ちょっ……話を聞いてって、」
「かしこまりました」
「隼瀬君!」
隼瀬君の方に近づこうとすると、黒北さんに強い力で腕を捕まれてしまった。
そして、有無を言わさない勢いで玄関に連れて行かれる。
「………随分とご執心なんだな、"俺とは正反対の男"に」
苦々しく口を噤む彼に、頭の中は疑問符でいっぱいだ。
一体なにを勘違いしてそんなに怒ってるんだろう?
混乱する私をよそに、隼瀬君は「出ていけ」と静かに一言言い放った。
「えっ!?きゅ、急にどうし、」
「良いから出て行け!不愉快だ、恥も外聞もないお前の言動全てが!!」
バンッと机を強く叩かれ、流石に萎縮してしまう。
なにがなんだか分からないけど、とにかく怒らせてしまったらしい。
物音を聞いて来たのか、黒北さんが慌てた様子で「雅様!」と駆け寄ってきた。
「この女をここからつまみ出せ。今すぐにだ」
「ちょっ……話を聞いてって、」
「かしこまりました」
「隼瀬君!」
隼瀬君の方に近づこうとすると、黒北さんに強い力で腕を捕まれてしまった。
そして、有無を言わさない勢いで玄関に連れて行かれる。