腹黒王子とめぐるの耽溺日誌
それは、私が一人で歩いている時に起こった。
「おい」
「きゃっ!」
飲み物を自販機に買いに行こうとしている時だった。
階段の踊り場でいきなり見知らぬ男子に腕を掴まれたのだ。
驚いて手を引こうとしたけど、ビクともしない。
かなり強い力で腕を掴まれているようだった。
「いっ、痛い!!な、なんですか…!?」
「てめぇが"雪平恵留"か?」
心臓がドクリと跳ね上がるのが分かる。
なんで、私の名前を知ってるの…?
身長は180cmは超えてるだろうか。
目の前の金髪の鋭い目付きの男は不機嫌そうに口を開いた。
「てめぇのせいで面倒な事になってんだよ。中々佐原も離れねぇしよ…」
「痛いっ、痛いですって!」
「だが、今日に限ってはてめぇはやっと一人だった訳だ」
金髪の男は私の腕を力強く引っ張ると、人気の無い所に無理矢理連れていこうとした。
え、これ本当に不味いやつなんじゃないの?
彼が誰か知らないけど、きっと立花の差し金に違いない。
「やめてください!!誰かっ…!」
「騒ぐな、骨を折られんのは嫌だろ?」
口を大きな手で覆われて塞がれてしまう。
物騒な言葉に思わず息を飲むと、男は言う事を聞いたと解釈したのかそのまま再び歩き出した。
「おい」
「きゃっ!」
飲み物を自販機に買いに行こうとしている時だった。
階段の踊り場でいきなり見知らぬ男子に腕を掴まれたのだ。
驚いて手を引こうとしたけど、ビクともしない。
かなり強い力で腕を掴まれているようだった。
「いっ、痛い!!な、なんですか…!?」
「てめぇが"雪平恵留"か?」
心臓がドクリと跳ね上がるのが分かる。
なんで、私の名前を知ってるの…?
身長は180cmは超えてるだろうか。
目の前の金髪の鋭い目付きの男は不機嫌そうに口を開いた。
「てめぇのせいで面倒な事になってんだよ。中々佐原も離れねぇしよ…」
「痛いっ、痛いですって!」
「だが、今日に限ってはてめぇはやっと一人だった訳だ」
金髪の男は私の腕を力強く引っ張ると、人気の無い所に無理矢理連れていこうとした。
え、これ本当に不味いやつなんじゃないの?
彼が誰か知らないけど、きっと立花の差し金に違いない。
「やめてください!!誰かっ…!」
「騒ぐな、骨を折られんのは嫌だろ?」
口を大きな手で覆われて塞がれてしまう。
物騒な言葉に思わず息を飲むと、男は言う事を聞いたと解釈したのかそのまま再び歩き出した。