こじらせ男子の橘くんはワケありでした。


「え!?なに!?ここどこ!」


─何故だ何故だ何故だ!


必死に昨日の記憶を辿る。


「私は一体なにをしたの!」


「起きたんすね。」


「え!?橘くん、どうして?」


「何も覚えてないですか?」


「え!?えーっと─」


微かな記憶を辿る─。


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