愛を知らない少女は、最強のイケメン生徒会長に溺愛される(旧:愛を知らない少女は、最強のイケメン御曹司に溺愛される)
「これを身に着けてください」



しばらくすると、別のスーツの人が、何やらネックレスを差し出した



私はよくわからずに、とりあえずそのネックレスを首にかけた



「あ、あの、、、加護の契約って具体的にどんなものなんですか?」



私が聞くと、先輩は快く教えてくれた



「加護の契約を結ぶと、お互いがピンチのときに、そのネックレスのダイヤを押せば、相手にそれが伝わるようになるんだ」



先輩は私の首にかかったネックレスを指さしながら教えてくれた



へぇ〜



「だから美奈も、もしこの前みたいなことがあったら、すぐにこれで助けを呼ぶように」


この前みたいなことって、、、水かけられた時のことだよね、、、



あれは、気にしなくていいのに、、、



「わかりました、、、!」



なるべくこれは使わないようにしよう



先輩にだけは迷惑をかけたくない
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