腹黒王子様の溺愛が規格外。
「僕さ、桃瀬さんみたいな女がこの世で一番嫌い」


笑顔でそんなことを言うものだから、びっくりして目を丸くさせてしまった。

陽菜ちゃんも同様だ。


「えっ……ちょっと……えっ?」


毒を吐いた蓮くんは、そのまま私の手を引いていく。


「れ、蓮くん言いすぎじゃっ……」

「桜が言われてたことに比べたら、どうってことないでしょ?」

「そうかもしれないけど……」


でも、一応妹だし……。


「あのさぁ、一応妹だからとか考えなくていいんだよ?いい、桜はもう僕と2人きりなんだ。自分と僕のこと以外、考えなくていい」

「っ……!う、うんっ……」


私って、なんでもお見通しなんだなぁ。

だけど、そうやって蓮くんにわかってもらえるなら……とっても、嬉しい。



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