一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ


「メリークリスマース!!おかえり!塁!!」

「んなっ!?」

ははは!!驚いてる驚いてる!!

「じゃーん!!どう?かわいい!?」

塁の顔が、心なしか赤くなってる。
そして口を押さえて目を大きくして驚いてる。

「何で、そんな、、、」

「え?クリスマスって言ったらサンタでしょ?」

そう。
私はサンタのミニのワンピースを着てみたのだ。

ベアトップになっていて、ちょっとかわいいやつ。

白の部分はファーになってる。

「、、、、、。」
塁は私を見たまま固まってしまっている。

「おーい!塁ー?ねぇ!!かわいいでしょ?」

「あ?ああ」

ああ。って。

「え?なに?なんて?」
言わせたい。

「かわいい」
言った!!

「塁ー!!」
私は塁に飛びついた。
塁も私を受け止めてくれる。

見つめ合う2人。

塁から、キスが降ってきた。
そして、そのままソファーに連れて行かれた。
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