一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
番外編
ヒカリとついに結婚式を挙げることにした。

俺たちは、籍を入れてからゆっくり結婚式は考えようなんて話してたが、あれよあれよと絃ができ、維織ができた。

結局、結婚式どころでなくてこんなに経ってしまった。

絃は4歳。維織は2歳になって、今はまさにちょろちょろと動く2人の子育てに日々奮闘している。

今はヒカリは美容院に行っている。
その間、俺たちは留守番だ。

絃は、維織のお世話をするのが楽しいらしく、とても面倒見のいい男だ。

誰に似たんだか。

維織もまた、絃が大好きで、いつも後ろをついて走ってる。

ドタッ

あ、転んだ。

「うッ、、、」

お?泣くか?泣くやつか?

見てれば、絃がすぐに気づいた。

「維織!だいじょーぶ?いたい?」

「うわぁーん!」

ははは。泣いた。
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