一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
シャワーを浴びて、麗のスキンケアを勝手に使う。

ちょうど、同じやつだった。

ふふふ。これ、私が教えたやつだ。
かわいいやつめ。

そして、ドライヤーまでしっかりとかける。

あ、歯ブラシ、、、

聞きに行く?
んー?
塁さんもう寝たかな?

とりあえずそこら辺の扉を開けてみる。

あ、あるじゃん。

使いまーす。
心の中で断って、新品の歯ブラシを遠慮なく開封した。

私は藤崎家の中では、遠慮を知らない。

そして、歯も磨きおわり、塁さんと麗の歯ブラシと一緒に並べて置いた。

これ私のねー。と。


そして、トイレに行って、またリビングに入った。

ん?塁さん?

電気も付いてないリビングの部屋で、塁さんがソファーに座ってるのが見えた。
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