最強総長さまは元執事
♡♡♡

次の日の朝。


「ここが倉庫……」

流星に案内されて、タクシーで到着した私は、思わず言葉を溢した。

思っていたよりも大きく、外には沢山のバイクが並んでいる。

「あまり綺麗な所ではないので、ご了承ください。」

「わかってる。気にしないわ。」

「ありがとうございます。では、入りましょうか。」

流星の後を追って、足を踏み入れた。



「「「「お疲れ様です!!!!」」」」

先に入った流星に一瞬で気づき、大きな声で挨拶をする男の人たち。
あまりにも声が大きすぎてビクッと肩が跳ねた。

「ああ。」

そんな人達に、流星は慣れたように一言で返した。

たった一言だったのに、みんな嬉しそうな表情(かお)になった。

流星、すごく慕われてるんだなぁ……。


遅れて私に気づいたらしいその人達の間にざわめきが広がる。

「……総長、そちらの方は…?」

「気にするな。後で言う。」

「わ、分かりました……。」

代表して、リーダー格っぽい人が流星に訊いたけど…。

返事、それでいいの?いやよくないよね??

流星のお陰(せい)で、私、立派な不審者なんだけど……?

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