最強総長さまは元執事

「ねぇ流星、本当に大丈夫なの?」

無数の視線を受け、いたたまれなくなった私は流星に尋ねた。


その途端、

「総長にタメ口……!?」
「しかも呼び捨てだったぞ……!?」
「何者なんだ……?」

二度目のざわめきが広がった。


「心配なさらずとも大丈夫ですよ。それよりも、今から幹部室に行くので、ちゃんと私に着いてきてくださいね。」

「分かってる。」

もう、流星ったら全然空気読まないというか……。
周りの視線を気にしないよねー

ああでも、昔からこうだったかも。
これはもう治せないやつだな〜 ((棒


あ、ヤバい。
返事したそばから置いてかれそうになってる……。
早く行かないと。




「総長が敬語……!?」
「マジで誰なんだあの美人……」

私達が去った後、そんな会話が交わされていたことなんて、知る由もない。


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