本日、初恋の幼なじみと初夜を迎えます。~国際弁護士は滾る熱情で生真面目妻を陥落させる~
ドアが開いて足音が中に入ってくるが、あえて振り返らない。入ってきたのが誰かなんて見なくてもわかっていた。
「香子、そろそろ時間――」
後ろから聞こえた声が途中で止まった。絨毯に柔らかな音を立てて革靴が近づいてくる。ドキドキと高鳴る心音と共にじっとしていると、真後ろでピタリと止まった。次の瞬間、ふわりと後ろから包み込まれた。
「きれいだ」
耳元で低い声がささやかれ、ゾクンと腰に甘い痺れが走る。
彼はこめかみに軽いキスを落とすと、ゆっくりと私の体を振り向かせた。
「やっぱり……本当によく似合っているよ。実は女神か妖精なのか?」
「……言いすぎよ」
「そんなことはない。言葉に表せないくらいきれいだ」
まぶしげに目を細めながら言われ、頬がじわりと熱くなる。そう見えるとしたら、今着ているドレスのおかげだ。一生懸命悩んで決めた甲斐があった。
スレンダーラインのウェディングドレスは、体に沿ったタイトなシルエットながらも、柔らかなシフォンがふんだんに使われていてスカート部分にほどよいボリュームがある。後ろの低い位置でまとめた髪には、ブーケと同じ白とグリーンの生花を刺した。
「圭吾の方こそすごく素敵。本物の王子様みたいよ」
真っ白なタキシードが長身でスタイルのよい彼によく似合っている。爽やかな風貌ともぴったりだ。
もう一度、今度は正面から私を抱き寄せた彼が、肩口に額をこつんと当てた。
「香子、そろそろ時間――」
後ろから聞こえた声が途中で止まった。絨毯に柔らかな音を立てて革靴が近づいてくる。ドキドキと高鳴る心音と共にじっとしていると、真後ろでピタリと止まった。次の瞬間、ふわりと後ろから包み込まれた。
「きれいだ」
耳元で低い声がささやかれ、ゾクンと腰に甘い痺れが走る。
彼はこめかみに軽いキスを落とすと、ゆっくりと私の体を振り向かせた。
「やっぱり……本当によく似合っているよ。実は女神か妖精なのか?」
「……言いすぎよ」
「そんなことはない。言葉に表せないくらいきれいだ」
まぶしげに目を細めながら言われ、頬がじわりと熱くなる。そう見えるとしたら、今着ているドレスのおかげだ。一生懸命悩んで決めた甲斐があった。
スレンダーラインのウェディングドレスは、体に沿ったタイトなシルエットながらも、柔らかなシフォンがふんだんに使われていてスカート部分にほどよいボリュームがある。後ろの低い位置でまとめた髪には、ブーケと同じ白とグリーンの生花を刺した。
「圭吾の方こそすごく素敵。本物の王子様みたいよ」
真っ白なタキシードが長身でスタイルのよい彼によく似合っている。爽やかな風貌ともぴったりだ。
もう一度、今度は正面から私を抱き寄せた彼が、肩口に額をこつんと当てた。