塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
『しばらく帰らないから、ねーちゃんよろしく』
『大丈夫だよ、お父さんもお母さんも。ハルの幸せを祈ってる』
姉に母のケアをお願いして、逃げるように実家を出た。姉がいてよかった。こういう時は、頼りになるから。
新幹線の中で、ひなたに改めて事件のことを詫びるメッセージをしたが、ハルを気遣うような返信があった。
ひなたには迷惑をかけた。
──たすく君だっけ。ひなちゃん好きなの丸わかりだよなぁ。