塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
 ──たすく君にキスされた……。

 あのあとバイト先のコンビニに向かったひなただったが、頭がぼんやりして仕事に切り替えるのが大変だった。

「どうしたの。春日さん。顔赤いけど熱?」

 店長がひなたのおでこに手を当てた。30歳くらいの独身の店長だが、わりと距離が近くて戸惑うことがある。同じバイトの男性には意地が悪いと感じることがあり、ひなたは苦手だった。
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