塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
たすくにも怖いことはあるのだろうか。昔浮かんだ疑問が再びよぎる。
「ヒナ……」
普段とは違う甘い声。
抱き合って触れ合いながら、衣服が脱がされていく。たすくが起き上がり、Tシャツを脱ぐと引き締まった上半身が見えて、直視できずに目を逸らした。
たすくがひなたに覆いかぶさって、裸の胸と胸がくっついた。胸が切なくなって広い肩に抱きつく。
「んっ」
体中に触れられて、体の奥で熱が溜まっていく。首や背中とか普段意識しないところも、ひどく敏感になっていて、ちょっと触れられただけでも、声が自然と漏れてしまう。
眉を寄せ、切なげな顔のたすくが目に入ってたまらない気持ちになる。いつも余裕のある表情しか見たことがないから。
首筋を這っていた唇が、下がってきて胸の中心に触れた。そのままぱくりと敏感な頂きを咥えられて、気が遠くなる。