塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
「私、たすくが1年の時からずっと好きなの。だから、簡単には諦めきれない。それであなたに会いにきたの」
なんて正直な人だろうと感心してしまう。これほどキレイな人にどうしても諦めきれないと宣言されて、一体どうしたらいいというのか。
「あの……たすく君がどうして私を選んだか、私にはわかりません」
言葉を選んで慎重に話す。
「すぐ飽きるんじゃないかとか、愛想つかされるんじゃないかって心配してたけど、将来はわからないから今を大切にしようって、そう思ってて」
「将来、か。来年から遠距離だものね」
「へ?」
「たすく、大阪に行くでしょ。来年から」