塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
みんな寝不足で目の下にクマができて、パフォーマンスも落ちているが、制御システムで重大なバグが見つかったため、それを直すまで家には帰らないと言っている先輩もいる。
「コーヒー買ってきます」
ひなたが研究室を出ると、外から音楽が鳴り響いている。色とりどりの屋台が立ち並び、様々なサークルが展示や催しものをしている。
「すごい」
大学に入って初めての学園祭の華やかさに圧倒される。ひなたも昨夜は徹夜して、コードのバグを検証していたから、ノーメイクだし髪はぼさぼさだ。
「あ、これミカさんだ」