塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
 来週までに完成させないといけないのに、まだエラーは解消されず、先輩たちも寝ずに原因を特定していた。
 ひなたも役に立たないなりに、必死に考えた。疲労はすでに限界だ。寝不足は頭の回転を何倍も遅くする。
気力を振り絞って、ロボットのシステムログを詳細にチェックし始めた。ログファイルを読み解き、エラーが発生する瞬間のログを記録すること数時間。

「あ! ここかも!!」
「どこどこ?」

 皆が集まってきた。原因の電子部品を交換すると、エラーは解消された。

「おー春日さんお手柄じゃん。一年生入れるなんて異例だけど、春日さん入れてよかったな」
「これでみんな今日は寝れるな」
「ですねー!」
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