四季くんの溺愛がいくらなんでも甘すぎる!
翌朝、四季くんの部屋で簡単に髪や服を整えてから、
朝パックでなんとなく顔も整えた。

二人で階段をおりてリビングに入ったら、
ソファから海斗さんが勢いよくクッションを投げてきた。

四季くんがヒョイって顔を逸らすから、
後ろにいた私にクリーンヒットした。

「あ…シュリごめん、つい…」

「シュリちゃんざまーみろ!」

「海斗、皐月!なにすんだよ!」

「それはこっちのセリフ!安眠妨害!」

「俺の家で俺がなにしようが勝手だろ」

「四季、お前はほんっと見境い無いな!?」

「なーに、朝からギャーギャーと」

私の後ろにはリビングに入りたい四季ママが立っている。
眠たそうにあくびをしているけれど、
寝起きでも四季ママはきれいだ。

「ママさん、おはようございます!」

「あらシュリちゃん」

ママさんの顔がスッと耳元に近づいて、ドキッとした。

「シュリちゃんたら色っぽい女性になったじゃない?」

………やだもう死にたい…。

「四季くん…」

「ん?」

「ママさんの部屋ってどこだっけ…」

「俺の部屋の向かい」

もうほんと………やだ………。
< 109 / 233 >

この作品をシェア

pagetop