桜姫は花と共に散る
彼はニカッと笑うと、俺は鈴原湊だと名乗ってくれた。



「よろしくな」



「僕は宮野湊大。こちらこそよろしく」



「知ってるよ。宮野めっちゃ有名人だもん」



え?有名人って…僕芸能人とか有名なインフルエンサーでもないんだけど…



なんで有名なのか聞いてみるとめっちゃイケメンが入学してきたと僕の話題で持ち切りらしい。



「お互い苦労するな」



この言いようだと鈴原くんも僕と似たような経験をしてきたのだろうか。



そのタイミングで入学式の準備が整ったようで、体育館に向かうよう先生からの指示が出た。



「んじゃ、行こーぜ」



鈴原くんの後について行きながら、楽しくなりそうだなと思い内心ドキドキとワクワクでいっぱいだった。



─…。❀·̩͙…─…。❀·̩͙…─…。❀·̩͙…─…。❀·̩͙…─
< 14 / 14 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

完璧王子の裏の顔。

総文字数/53,129

恋愛(学園)165ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
憧れの高校生活! 初めての事だらけだけど楽しんでいたのに···! 「お前、今日から俺の奴隷な」 とんでもない奴に捕まってしまった! 強気な天然美少女 高橋愛深─Takahashi Narumi × 裏表の激しい溺愛王子 篠原銀河─Shinohara Ginga 「お前アホだな」 「それぐらい自分でやれよ」 いつも冷たいくせに。 「お前、可愛いとこあんだな」 「ん、いいこいいこ」 時々優しくなるのはなぜ? 「好きだ···」 「離すわけねぇだろ···俺の隣にいろよ」 「一生かけて愛してやる──覚悟しろよ?」 王子様の溺愛に叶いそうもありません。 ただ今内容を修正中です、ご了承願います…💦💦
松姫様からの贈り物

総文字数/33,584

恋愛(その他)110ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
私は人見知りで、バカで、ドジで、気になる子にも気持ちを伝えられない、弱い子。 だけど、あなたに出逢って私は変われた。 ­­ ❀。。 ­­--。。❀­­--。。❀­­--。。❀­­--。。❀­­--。。❀­­-- 人見知りしちゃう天然美女 竹内結愛──Takeuchi Yua── × 武田信玄の愛娘 しっかりしたお姉さんキャラ 松姫──Matuhime── 。。❀­­--。。❀­­--。。❀­­--。。­­❀­­--。。❀­­--。。❀­­-- あなたが恋をする事の素晴らしさや、楽しみを教えてくれた。 ──あなたに逢えて、良かった。 戦国時代を舞台に描く、二人のそれぞれの恋と友情の物語。
私達の出会いは運命。

総文字数/493

絵本・童話3ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
何処からか聞こえた、鈴の音──。 草原で出会った。 貴方は誰───? この出会いは運命なの───? ランキング8位!ありがとうございます♡

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop