俺の転生先はあの…アニメの世界?!
始まり
はぁ〜……どいつもこいつも俺のこと舐めすぎだろ。
本当、この世界に降りてくるんじゃなかった。
親には悪いが……人間界を卒業して0.25次元に転生しますっ!
🌈
______ドシンっっ!!
「_________ッーっ、イテテテテ……」
「大丈夫?!君!」
「へ?」
俺は顔を顰めながら声をする方に顔を向けた。
「ビックリしたよーだって、青空を見てたら急に何かが落ちてきたと思ったら、人が落ちてくるなんて漫画の世界でしかないよ」
「え?……何?空?降ってきた?!」
「うん。大丈夫だった?怪我無い?」
「だっ……ッーいってぇー」
「僕の家すぐ近くだから。立てる?肩貸すから。ゆっくりでいいから、動ける?」
「ありがとう……っございます……」
俺は痛みを我慢しながら肩を貸して貰いながらその場に立つ。
=☆=
「ここが、僕の家だよ。入って」
「……お邪魔します」
「手当するから、ソファーに座ってて」
「すみません💦何から何まで💦」
「いーの、いーの!心配しないで?救急箱取ってくるから」
ソイツは、茶の間を後にした。
それにしても……広いなー
ソイツは、直ぐに戻って来た。
「お待たせ!痛いとこ見せて!」
ソイツが、俺の体に触れようとした。
「!やめろ」
ソイツの手を払った。
「ごめん」
「……」
「だけど、見せないと……手当出来ないよ?」
「え、待って……」
「ん?」
「もしかして……歌い手のMIUさん……ですか?」
「そうだよ!僕のこと知ってくれてたんだね!嬉しいよ。さぁ、怪我してるとこ見せて〜ぇ」
MIUさんは、俺を襲った。
__________……
「ハァハァハァ……」
「ん!これでよし!だいぶ、酷い傷をしてたね」
「手当……ありがとうございます」
「いいよ!ねぇ、君の名前は?」
「有貴」
「そう、有貴くんって言うんだね!よろしくね!それにしても……なんで、空から落ちてきたんだい?」
「それは_______……」
俺は、あの光を眩い光を思い出す。
「ひかり……」
「ひかり?」
「そう、眩い光が俺を襲ったんだ。そして、ここに落ちてきた……MIUさん」
「なに?有貴くん」
「ここは、何処なんですか?!」
「東京だよ」
「とうきょう?」
「0.25次元の東京だよ。有貴くんは、アニメ好き?」
「はい……まぁ、好きですけど」
「そのアニメの世界に有貴くんが落ちてきたってこと」
「え、ぇぇぇぇぇぇえええええ?!」
「有貴くんここはね?漫画で見ていた現実世界なんだよ。もう、戻ることの出来ない世界に有貴くんが来ちゃったんだ」
「俺……1人?」
「それは、どうだろう。でもこれは確かだよ有貴くんがこの0.25次元の世界という場所に選ばれたんだ」
「え、?」
ピンポーン
「ちょっと、出てくるね」
まじ……かよ。ここが……0.25次元の世界。
もう、戻ることの出来ない……場所。
良いじゃねぇか!
「ーーーーー」
「ーーーーーー!」
ん?MIUさん……誰かと話してる?
「え〜いいじゃんか〜見せろよ〜」
MIUさんともう1人が茶の間に入ってきた。
「!」
「へぇー、かっけぇーじゃん。何処で拾って来たの?」
「Souくん、その言い方良くないよ」
MIUさんの後ろから黒い影が出てきた。
「み、み、み、みーちゃん!ごめんなさい」
「分かればいいんだよ」
「もしかして、Sevennine(シックスナイン)の人ですか?」
「そうだぜ!よろしくな!」
Souくんが肩を組んできた。
「ちょっと、環くん!ごめんね💦」
「大丈夫」
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