俺の転生先はあの…アニメの世界?!


🌈

「_______それにしても、すげーな!空から落ちて来るなんて」

テレビをつけながらMIUさんとSouくんでテーブルを囲んでいた。

料理は、俺が作った。

あの後、2人で買い出し行ってきた。

その間には、2人のファンらしき人が居て大変だったけど。

まぁ、俺も俺で騒がれた。


『_______ねぇ!あの2人、Sevennineのメゾロトじゃん?!』

『え?!嘘』

『本当だよ!ほら』

『わぁ!ほんとだ!』

『きゃー♡♡Souー!そーうー!』


MIUさんとSouくんは、ファンサをしている。

MIUさんは……あまり、笑ってない?

Souくんの方がキラキラとして楽しんでる。


『あの人、誰だろ』

『歌い手の人かな?』

『でも、カッコイイ(*´>ω<`*)』


と、いうことがありまして……大変だったけど無事食料の調達が出来て何より。

俺の弱点は……【お腹が空くと機嫌が悪くなるからね】……それは、この0.25次元に来ても治らなかった。


[〜〜〜...♪*゚]

テレビから聞こえてくる音。

[始まりましたー!すとナイツの時間だよ!]

「……すとないつ?」

「知ってるのかい?有貴くん」

「うん、好きな歌い手」

「大人気急上昇らしいな」

「有貴くんは、誰推しなの?」

「sami湅」

「ふーん」

「MIUさん?」

「僕たちのことだけ観てなよ」

「え?」

「歌い手、アイドル……」

「?」

「有貴くん、明日一緒に来て欲しいところがあるんだ。一緒に来てくれるよね、ね?」

「は……い」

「うん、いい子」

「なぁ、有貴が作った料理冷めちまうぞ」

「そうだね」

俺は、料理を食べながらさっきのMIUさんを思い出していた。

今の……MIUさん、怖かった。



その時、俺のスマホが鳴いていた事に気づかずテレビを観ながらMIUさんとSouくんとで話が弾んでいた。



そして、次の日。

MIUさんとSouくんの2人の後を追うように歩く。

「________着いたよ」

「ここが、俺たちの仕事場」

「______高三氏プロダクション……」



俺たちは事務所の中へと入った行った。




=★=


事務所。

「おはようございます」

「おーす」

「おはよーございまーぁす!おや?隣のかたぁわー?」

「有貴くん」

「ゆき……くん……________!有貴くん!」

「はい?」

「今日から、新人アイドルが来るって会議で話してたんです!初めまして!Sevennineのマネージャーをしております私、高三氏紡(たかなし つむぎ)といいます!
宜しく御願いします」

「宮 有貴です。宜しく」

「わぁ〜、期待の新人さん!宜しくね!」

「あ〜いたいた!有貴くんだよね?初めまして、ここのLANです。さぁ、社長がお呼びです」


俺は、Sevennineのみんなと別れLANさんと社長室へと向かった。


社長室。

コンコン。

「社長。LANです、お連れしました」

『入っていいよー』

「失礼します」

ガチャ


「?!」

そこには、顔見知りの人が目の前に。


え?

「真凜?」

ソイツは俺の方を見た。

ソイツの、顔は今でも泣き出しそうだ。

いや……泣いている。

「有貴〜泣」

真凜は、俺を見るなり俺に近づき俺をハグした。


「感動の再開ってことですね」

「そうだね。微笑ましいよ」

「ニャーァ」


「どうして、真凜もここに?」

「分からない。だけど、気づいたら社長に助けられてた」

「もしかして……空から……降ってきたのか?」

真凜は、ぺこりと頷いた。

「怪我は、ないか?大丈夫か?」

「手当してもらったから……大丈夫だよ。
有貴こそ、大丈夫だった?」

「こんな怪我大したことないよ」


「2人とも?」

俺と、真凜は社長の声で気づく。

「あ///」

「すみません💦」


「本題に入らせて貰うね?」


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