パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
「さっきの恭弥の言葉で私がまちがっていたことに気づいた。確固たる地位を息子に与えることが、幸せに繋がる。そう信じていた」
そこまで口にした後、お義父様は部屋の隅で立っていた元樹夫妻にも視線を向けた後、頭を下げた。
「ふたりにもつらくあって申し訳なかった。元樹もこんなに立派に成長しているのに」
「親父……」
元樹も驚いたようで、言葉をなくしている。
「咲良さん」
「はい」
改まって呼ばれて、私は背筋を伸ばした。
「許してほしいとは到底言えない。だが、恭弥のことは見捨てないでいてやってほしい。私の期待に応えるために、必死に努力をしてきた息子だ」
それは一緒にいた私が一番知っている。それに、どうして私が恭弥さんを捨てるなどという発想になるのだ。
そこまで口にした後、お義父様は部屋の隅で立っていた元樹夫妻にも視線を向けた後、頭を下げた。
「ふたりにもつらくあって申し訳なかった。元樹もこんなに立派に成長しているのに」
「親父……」
元樹も驚いたようで、言葉をなくしている。
「咲良さん」
「はい」
改まって呼ばれて、私は背筋を伸ばした。
「許してほしいとは到底言えない。だが、恭弥のことは見捨てないでいてやってほしい。私の期待に応えるために、必死に努力をしてきた息子だ」
それは一緒にいた私が一番知っている。それに、どうして私が恭弥さんを捨てるなどという発想になるのだ。