100日婚約なのに、俺様パイロットに容赦なく激愛されています
会うたびに小さくなっている気がするが、握り返してくれる手は力強く、まだまだ元気でいてくれそうでホッとした。
「これ、お土産だよ」
スーツケースから出してテーブルに置いたのは、東京土産の定番、ひよこの形をした饅頭だ。
祖母が好きなのでこれにしたのだが、ひとつ違いの弟に文句を言われる。
「せっかく東京に住んでいるのに、もっとお洒落な土産にして。しかも十二個入り。一個足りないさー」
「あ、本当だ。それじゃ、あんたが我慢して」
「あきさみよー」
『そりゃないよ』という沖縄弁を聞くのも、陽気な家族の笑い声を聞くのも久しぶりで心が温まった。
時刻は十二時半を過ぎたところで、座卓に昼食が用意された。
ジューシーという沖縄風炊き込みご飯とソーミンチャンプルー、ポークランチョンミートと卵焼きを挟んだお握りに、昨夜の残り物と思われる煮ものや炒めものだ。
「なんだかすごく懐かしい気がする。美味しそう。いただきます」
皆、食べずに待ってくれていたようで、和葉を中心に話に花を咲かせながら故郷の味を楽しんだ。
昼食後は半袖Tシャツと七分だけパンツに着替えた。
一緒に行くと言った美月だけを連れて自家用車を運転し、墓参り。
沖縄の墓参といえば春の清明祭(シーミー)で、この時期に帰省できなかった和葉に、罰があたる前に手を合わせてきなさいという祖母の命令が下ったのだ。
「これ、お土産だよ」
スーツケースから出してテーブルに置いたのは、東京土産の定番、ひよこの形をした饅頭だ。
祖母が好きなのでこれにしたのだが、ひとつ違いの弟に文句を言われる。
「せっかく東京に住んでいるのに、もっとお洒落な土産にして。しかも十二個入り。一個足りないさー」
「あ、本当だ。それじゃ、あんたが我慢して」
「あきさみよー」
『そりゃないよ』という沖縄弁を聞くのも、陽気な家族の笑い声を聞くのも久しぶりで心が温まった。
時刻は十二時半を過ぎたところで、座卓に昼食が用意された。
ジューシーという沖縄風炊き込みご飯とソーミンチャンプルー、ポークランチョンミートと卵焼きを挟んだお握りに、昨夜の残り物と思われる煮ものや炒めものだ。
「なんだかすごく懐かしい気がする。美味しそう。いただきます」
皆、食べずに待ってくれていたようで、和葉を中心に話に花を咲かせながら故郷の味を楽しんだ。
昼食後は半袖Tシャツと七分だけパンツに着替えた。
一緒に行くと言った美月だけを連れて自家用車を運転し、墓参り。
沖縄の墓参といえば春の清明祭(シーミー)で、この時期に帰省できなかった和葉に、罰があたる前に手を合わせてきなさいという祖母の命令が下ったのだ。