恋愛デビュー *

「幹?おかえりー」




 家に入ると母の声が聞こえたけど、答えれなくて、




 私はベッドに潜って声を上げて泣いた。





 「ヒック・・・・・・っッ・・・・・・ウぅ・・・・」






 駄目だ自分が自分じゃない気がする・・・・




 ごめん今日だけ甘えさせて──。





 私は携帯を手に取りみつきに電話をかけた。






 2回目のコールでみつきは出てくれた。






 
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