妹に許婚を奪われたら、冷徹CEOに激愛を注がれました~入れ替え婚!?~
翌日。今日からはまたいつもの日常を送っていくものだと思っていた円香。
しかし、彰史のほうは円香の誤解を解くだけで終わらせるつもりはないらしい。
円香が家事を終えて一息ついていれば、彰史は真剣な表情で驚きの言葉を告げてくる。
「次の週末に、住ノ江麗香と住ノ江朔也に会う約束を取りつけた。今回の件について抗議をしてくる」
円香は軽く息を飲んでから、「はい」と答える。
確かに円香はまだ麗香のことが気に掛かっている。今はもう彰史のことを信じられるとはいえ、麗香が彼に言い寄り続けるのは面白くない。
だが、まさか彰史がそこまで積極的に解決に向けて動いてくれるとは予想していなかった。麗香が諦めるまで、ただあしらうとか、そのくらいの対応になるのだと思っていた。
彰史は随分と麗香のことを迷惑がっているようだし、己のためにそうするのかもしれないが、円香に告げてくるということは円香を思ってのことでもあるだろう。そう考えるとありがたい気持ちでいっぱいになる。
「ありがとうございます。彰史さん」
「ああ。円香はどうする? 一緒に話をつけに行くか?」
「私……私は……」
自分が麗香と直接決着をつけるだなんて一ミリも考えていなかった。ただ嫌なことが過ぎ去るのを待つしかないと思っていた。いや、できないと思っていた。
でも、新しい生き方を教えてくれた彰史に提案されれば、そういう選択をすることだってできるのだと気づく。
「無理はしなくていい。俺一人でもきちんと方はつけてくる。だが、もしも円香に闘う意思があるなら、俺が全力で支えよう」
彰史の強い瞳に、円香は奮い立たされる。立ち向かう勇気を与えられる。
「私は……私はもう逃げたくありません。お願いします。私も連れて行ってください」
「わかった。俺が守ってやるから、安心してついてこい」
円香は湧きあがる闘志を瞳に宿らせ、一つ大きく頷いてみせた。
しかし、彰史のほうは円香の誤解を解くだけで終わらせるつもりはないらしい。
円香が家事を終えて一息ついていれば、彰史は真剣な表情で驚きの言葉を告げてくる。
「次の週末に、住ノ江麗香と住ノ江朔也に会う約束を取りつけた。今回の件について抗議をしてくる」
円香は軽く息を飲んでから、「はい」と答える。
確かに円香はまだ麗香のことが気に掛かっている。今はもう彰史のことを信じられるとはいえ、麗香が彼に言い寄り続けるのは面白くない。
だが、まさか彰史がそこまで積極的に解決に向けて動いてくれるとは予想していなかった。麗香が諦めるまで、ただあしらうとか、そのくらいの対応になるのだと思っていた。
彰史は随分と麗香のことを迷惑がっているようだし、己のためにそうするのかもしれないが、円香に告げてくるということは円香を思ってのことでもあるだろう。そう考えるとありがたい気持ちでいっぱいになる。
「ありがとうございます。彰史さん」
「ああ。円香はどうする? 一緒に話をつけに行くか?」
「私……私は……」
自分が麗香と直接決着をつけるだなんて一ミリも考えていなかった。ただ嫌なことが過ぎ去るのを待つしかないと思っていた。いや、できないと思っていた。
でも、新しい生き方を教えてくれた彰史に提案されれば、そういう選択をすることだってできるのだと気づく。
「無理はしなくていい。俺一人でもきちんと方はつけてくる。だが、もしも円香に闘う意思があるなら、俺が全力で支えよう」
彰史の強い瞳に、円香は奮い立たされる。立ち向かう勇気を与えられる。
「私は……私はもう逃げたくありません。お願いします。私も連れて行ってください」
「わかった。俺が守ってやるから、安心してついてこい」
円香は湧きあがる闘志を瞳に宿らせ、一つ大きく頷いてみせた。