「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~
 ジークハルトはリュースをなだめながらエレオノールを抱き上げ、濡れている顔を拭う。

「後は俺に任せておけ」

「みゃあ」

 ぎゅっと布を抱き締めたリュースが、悲しそうに鳴いた。
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