出会った彼は

突然、私のスマホが鳴る。


見てみると

着信-涼太


涼太くん?

美沙に少しごめんねと声を掛け、席を立つ。

店を出て電話に出る。


「もしもし。」

「芽依ちゃん?」

「うん、どうした―――」

どうしたのと聞こうとすると、その前に涼太くんが被せるように話す。

「バクステ前にいたの芽依ちゃんだった?」


少し興奮気味に話す涼太くん。

「あ、うん。気づいた?」

「彼女の事気付かないわけないでしょ!なんで言ってくれなかったの?」

これまた少し被せるように涼太くんが言う。
< 109 / 514 >

この作品をシェア

pagetop